首狩り族は猫がお好き? クチンの旅その6

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クチンにきてはじめてのピーカン! 雲ひとつない青空、まさに遠足日和です。

きょうはクチンから南へ1時間半、アナライスロングハウスまでドライブ。

かつて首狩り族として知られていたビダユー族が暮らす伝統的住居を見学させてもらうのです。

 

車は次第に郊外へ。

変わりゆく車窓の風景を楽しみつつ、ドライバーのお兄ちゃんとの会話が止まらない。

マレー人優遇制度がいかに理不尽か(マレー人の公務員は好きなときに好きなだけ休んでも

絶対クビにならないらしい※ドライバーは中国系マレーシア人)とか、マレーシア航空がいかに

腐敗しているかとか、外国人が楽に稼ぎながらマレーシアに住む方法とか、とりとめもなく

移ろう話題のなかで、わたしが世界を旅して猫を撮影していると言うと、「そういえば去年、

フランス人をアナライスに案内したんだけど、彼もアジアのいろんな国で猫の写真を撮ってて

本も出版したって言ってたよ。日本には毎年行ってるらしい」とドライバー。

前に日本のある島で猫を撮っていたとき、島の人が「よく来る猫好きのフランス人がいて、

その人が写真集出したのよ」と本を見せてくれたことがあった。もしかして同じ人?

お互い名前を覚えていなかったので確認できませんでしたが、そのフランス人にもそのうち

どこかで会えるような気がする……。

 

そうこうしているうちに周囲の風景はすっかりボルネオらしいジャングルに変わっていました。

前を走っていたツアーバスはオランウータンの餌付けが見られることで有名なセメンゴ野生動物

リハビリセンターに入っていきます。森にフルーツが豊富なこの時期、オランウータンは餌場に

めったに姿を現さないと聞いていたので、わたしたちは素通り。そこからさらに30分あまり

走ってようやくアナライス・ビダユー・ロングハウスに到着!

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さっそくヅラ猫さんがお出迎え! そう、ビダユー族は猫が好きなことでも有名なんです。

そんな彼らの伝統的な住まいは竹を組んで作られた高床式の長屋。

現在ではビダユーのほとんどは普通の家に住んでいるらしく、ここは観光のために保存されている

数少ない場所ですが、実際にまだ人が暮らしていてホームステイもできます。

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とはいえ、近代化には抗えないようで、竹の床の上には西洋式の家が建ち、電柱がニョキニョキと

生えている…。

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高床ももうところどころ竹じゃなかったり。

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こんなものを発見! ただし首は狩っても、とても温厚でもてなしのよい民族なのだとか。

やはり猫好きに悪い人はいないですね。※現在、首狩りは行われていません。

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こんな感じであちらこちらに猫、猫、猫。犬や鶏もいますが、猫だけがフリーダムです。

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朝10時にもなってないのに焼けつくような日射し。

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暑さに慣れてるんでしょうか。南国の直射日光を浴びながらも気持ちよさそう。

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マレーシアでは珍しくずんぐりむっくりのこのお方。日本猫っぽい。

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親しみの情が伝わったのか、なでなでするとテーブルから落ちそうになるくらい

ゴロンゴロンして喜んでくれました。かわいい。

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ふと高床の下を見ると、仔猫さんが涼んでいました。

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増えた。

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強烈な日射しに目がテンになってます。

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こんなアートも。集落のすぐそばには川が流れていて、近くには温泉もあります。

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猫に説教する女の子。

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家にも自由に出入りしてます。

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日陰でまったり。竹の床が涼しげです。

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そろそろオランウータン見物帰りの観光客が押し寄せる時間。

おばちゃんたちが張り切りはじめましたよ。

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猫のヒゲと呼ばれる薬草のお茶とかフルーツなんかが売られています。

あ、ツアーバス第一弾が到着したようです。

さっきまでの静けさが一変、にぎやかになってきました。

ますます暑くなってきたし街に帰ろう。

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クチンの旅はまだつづきます。

 

 

 

 

 

 


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